インフレータブルSUPとは? – 特徴・できること・メリット・デメリットについて

SUP&Surfing
Sponsored Link

SUPが一気に知名度を上げた理由としては、このインフレータブルタイプの普及なのではないでしょうか?

コンパクトに収納できて持ち運びやすく、収納もしやすい。

この点で非常に始めるハードルを下げたような気がします。

本記事ではこのインフレータブルSUPについて

  • 特徴
  • できること
  • メリット・デメリット

…について解説します。

Sponsored Link

インフレータブルSUPとは?

そもそもこのインフレータブル(Inflatable)の意味とは…

空気などを注入することにより膨らませることができるもの

…になります。

つまりインフレータブルSUPとは、

空気を入れ膨らませて使用するSUPボード

…ということになります。

特徴

インフレータブルSUPの特徴ですが、主に次のようなものがあげられます。

  • コンパクトに収納できて、持ち運びもラク
  • ボディー自体はかなり硬くなる
  • 汎用性が高い

コンパクトに収納できて、持ち運びもラク

インフレータブルSUPの最大の特徴とも言える点がこのコンパクトにできるという点。
空気を抜いて畳み、クルクルと巻くことで専用バッグに入れることができます。

こうすることで余裕で背負えるサイズになるため、収納の場所にも困らず、持ち運びも楽にできます。

ボディー自体はかなり硬くなる

インフレータブルSUPでの疑問点としてあるのは、

「空気を入れるタイプでボードとしての強度は大丈夫?」

…という疑問。

しかし、浮き輪とは異なり、インフレータブルSUPは空気を入れると非常に硬くなります。

理由としては、空気圧が約15psiと、普通なら生地が膨らんで破裂してしまうような空気の量が入ることもあげられます。
そのため、大人一人は余裕で乗ることが可能です。

汎用性が高い

コンパクトにできるということは、非常に汎用性が高くなるということになります。
ハードタイプのSUPボードやサーフボードはその大きさから持ち運びにくく、使用できるシーンやシチュエーションも限られてしまう…というデメリットがありました。

しかし、インフレータブルSUPの場合は、コンパクト化でき持ち運びやすくなったため、様々なアクティビティと組み合わせるというスタイルを可能にしました。

メリット・デメリット

ここではインフレータブルSUPのメリット、デメリットについて解説します。

メリット

まずメリットについてですが次のようなものがあげられます。

持ち運びやすい
収納にこまらない
安全性が高い

以下に詳しく解説します。

持ち運びやすい

「インフレータブルSUPの特徴」の項目でも触れましたが、持ち運びやすいというのは最大のメリットと言えます。
基本的にSUPのボードは安定性を求めることもあり、ロングボード並みの大きさ(約10フィート)以上になるものがほとんどです。
そうなると、車載する際にも専用のキャリアが必要であったりとハードルが高くなってしまいます。

その点、インフレータブルSUPは空気を抜くことで非常にコンパクトになるため、軽自動車のトランクに積むこともできますし、リュックとして背負って運ぶこともできます。

収納にこまらない

シーズンオフの時など部屋に収納しておく際、ハードタイプのボードだとどうしても場所を取られてしまいます。
ディスプレイとして飾っておく…なんてのもアリですが…それでもSUPボードでは大きすぎます。

インフレータブルSUPでしたら空気を抜いておけば非常に小さくなるためクローゼットでもどこでもしまっておくことができます。

安全性が高い

インフレータブルパドルボードはゴム素材でできています。
使用する際に空気を入れればかなり固くはなりますが、それでもハードタイプよりは衝突した際のケガの心配が少ないのがメリットとも言えます。
また波がない湖といった止水の場所でもクルージングとして楽しめることから、小さな子供でも安心して始めることができます。

デメリット

次にインフレータブルSUPのデメリットについてですが…

  • 空気注入が大変
  • パンク(バースト)のリスクがある
  • 寿命が短い

…などがあげられます。

以下に詳しく解説します。

空気注入が大変

インフレータブルSUPは使用する前に空気を注入する必要があります。
専用のポンプを使って膨らませるのですが、約10分程度手押しポンプを使用していると非常に腕が疲れてしまう場合があります。

実際にSUPに乗る前に疲労困憊…なんて場合もあります。

SUP専用電動ポンプを使用する…という選択肢もありますが、電源の確保という問題があるため使用できる状況は限られてしまうかもしれません。

空気注入も慣れてしまえば問題ないのですが、始める前にこのデメリットについて知っておかないと「こんなはずでは…」となってしまうので注意が必要です。

パンク(バースト)のリスクがある

やはり空気を入れて膨らませるタイプであることから、パンク(バースト)のリスクは伴います。
多くは空気を注入しすぎか、岩などにぶつかって傷ができて…というケースがほとんどのようです。

岸の近くでバーストを起こすならまだいいのでしょうけど、沖にでた際にバーストを起こすと非常に危険かもしれません。

使用する前のSUPボードのチェックと、安全への配慮をした上で使用する必要があります。

寿命が短い

メーカーや製品、使用頻度や使い方、メンテナンスによっても左右されますが、ゴム製であることからどうしてもハードタイプよりは寿命が短いとされています。
概ね2~3年とも言われています。
もちろんメンテナンスや部分修理をしながらでしたら、使用できる期間は伸びますが、このデメリットについても頭に入れておく必要があります。

インフレータブルSUPボードの構造・技術

ここでは、インフレータブルSUPボードの構造について解説します。
インフレータブルSUPボードの構造を知ることは、メンテナンスやリペアにも役立ちますので、知っておく必要があります。

インフレータブルSUPをつくるための代表的な技術として…

ドロップステッチ構造
レイヤー構造
サイドレール・エッジ構造

…があげられます。
以下に詳しく解説します。

ドロップステッチ構造

前述したとおり、インフレータブルSUPボードは空気を注入すると非常に硬くなります。
この理由としては、ボード内部の

生地と生地をたくさんの無数の細い糸で結んである構造

…にあるようです。

これは“ドロップステッチ構造”と言われ、インフレータブルSUPの特徴的な技術とも言えます。

レイヤー構造

インフレータブルSUPの構造に対しての技術として、“レイヤー構造”というものもあげられます。

ボードの本体自体は上述したドロップステッチコアを覆う外層で構成されます。
この外層が複数に重ね合わされるほど硬く丈夫になりますが、その一方で重量が増していきます。

Red Paddleといった有名メーカーでは多層構造が主流になるため、非常に頑丈な造りになっています。

サイドレール・エッジ構造

インフレータブルSUPに限らず、ボードの側面は岩などにぶつかったさいに損傷しやすい部位とも言えます。
そのため、ボードの側面は衝突などの外傷に備えたサイドレール・エッジ構造になっています。

メーカーによっては、補強のためにボードの淵に沿って補強用板を埋めこむシステムを採用しています。
この補強用板によってボード全体の強度を向上させることができます。

このようなインフレータブルSUPの強度を上げるための技術が価格と比例していることは確かかもしれません。
安価なインフレータブルSUPも市場に出回っていますが、その分強度に関してはいまいち…という意見やレビューもみられます。

シーン別インフレータブルSUPの魅力

ここでは、様々なシーンやシチュエーション、アクティビティに合わせたインフレータブルSUPの魅力について解説します。

キャンプ×インフレータブルSUP

インフレータブルSUPは非常にキャンプやアウトドア好きにぴったりなアクティビティといえます。

特に湖畔で行うキャンプにインフレータブルSUPボードを持っていくだけで、フィールドは湖面にまで広がるため非常に楽しさが広がります。

ボートやカヤックなどとはまた違った“水との一体感”を味わうことで、いろいろな遊び方ができます。

なによりも、キャンプ道具と一緒にクルマに積めるのもインフレータブルSUPの最大の長所とも言えます!

釣り×インフレータブルSUP

インフレータブルSUPは非常に釣りとの相性が良いともされています。
持ち運びやすく、ボートやカヌーと同じような使い方ができますから、岸からでは狙えない距離を攻めらることができます。
また、釣り船ではなかなか入れないようなポイントを狙えるというSUPならではの強みがあります。

釣り専門のインフレータブルSUPが市場に出回るのもこれらの理由からと言えます。

沖縄×インフレータブルSUP

最近、沖縄旅行でSUPが非常に人気のアクティビティになっているようです。
それもマングローブの森などで行われているSUPツアーの予約が増えているとのこと。

実はこのマングローブの森でのSUPクルージングの際、木にボードを当ててしまっても自然を傷つけないようにという意味も込めて、インフレータブルを使用しているそうです。

まとめ

本記事では、インフレータブルSUPについて解説しました。

インフレータブルSUPは…

  • インフレータブル(Inflatable)とは“空気などを注入することにより膨らませることができるもの”という意味
  • インフレータブルSUPとは、空気を入れ膨らませて使用するSUPボード
  • “コンパクトに収納できて、持ち運びもラク”・“ボディー自体はかなり硬くなる”・“汎用性が高い”といった特徴がある
  • コンパクトというメリットの反面、空気注入の労力やバーストのリスクというデメリットもある
  • インフレータブルSUPボードの構造を知ることは、メンテナンスやリペアにも役立つ
  • キャンプや釣りにも利用できる
  • 沖縄ではマングローブの森のSUPクルージングにも使用される
タイトルとURLをコピーしました