大ロット、小ロットそれぞれのメリット・デメリットについて【なにかブランドとか持ちたいわけですよ】

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なにかグッズなどを扱う商売(いわゆる物販ビジネスね)を始めたい…とは言っても、やっぱりドでかいリスクは避けたいのが本音。
過剰な在庫を抱えてしまってもう露頭に迷いまくりんぐ…なんてことは絶対にイヤ。
できるだけローリスクでハイリターンな方法はないかと、日夜モソモソ考えております。

そこで今回は“ロット”って部分にフォーカスをあてて、大ロット、小ロットとはなにか。
またそれぞれのメリット、デメリットについて考えてみよーかと思います。

…ほら、自分のブランドとか持ってるとなんかカッコよさげやん?

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そもそも“ロット”とはなにさ?

物販や物流(あとは製造)に関わる商売で必ずと言っていいほどでてくる“ロット”ってワード。
これは端的に言ってしまえば…

同じ条件下で作られる製品の数や、出荷する数の“最小単位”

…ってことだそーです。

英語では“lot”というスペルです。
あー、たしかに中学校の時“a lot of~(たくさんの~)”って習ったなと。
あの“lot”です。
ちなみに日本語では“ひと組”や“ひと山”って意味になるそうです。

なんでロットなんて単位を使うのか?

じゃあなんでわざわざこの“ロット”なんて単位を使うのか?って話。

だってそうじゃない?
素直に“〇〇個”って言えばいいじゃない?

というわけで、なんでロットと言う単位を使うかって調べた結果…

生産した製品を効率的に管理できるから

…とのこと。

そのロットごとにロット番号を付ける事で、

  • 在庫
  • 出荷管理
  • 製造日

…などを管理し把握しやすくなるからですと。

そりゃたしかに10個や20個程度ならバラバラでも管理できるでしょうけど、その数が何百、何千になったら一括りにまとめないととんでもないことになっちゃいますからね。

納得。

大ロットとは?

ではそのロットでも“大ロット”について。

大ロットでも“大ロット生産”とは、読んで字の如く…

同種の製品を一度に大量生産すること

…になります。

ま、そのまんまね。

ちなみに英語では、“Mass production”や“Large lot production”とのこと。

英語でググる時のご参考にしてくだーさい!

大ロット生産の歴史について

この大ロットについて調べてたらその歴史についても記載があったのでちょいっとまとめてみます。

そもそも大ロット生産って生産方法。
これ、1801年に“マーク・イザムバード・ブルネル”っていう技術者が考えたようです。
それもイギリス海軍用の滑車の生産の際に確立したとのこと。
この生産法は“アセンブリー・ライン方式”って呼ばれています。

現代の工場なんかで行われているライン生産方式の先駆けになった方法みたいです。

その後、このアセンブリー・ライン方式を参考にしたのかしないのかは定かではないですが、アメリカのフォードモーターカンパニーの創設者の“ヘンリーフォード”が“フォードモデルT自動車”大量生産のための組み立てライン技術を開発しました。

あ、フォードモデルTってこういう自動車ね!

その結果、フォードモデルTの製造にかかる時間を大幅に削減することに成功したそうです。
そうなるともう自動車の製造コストを下げることができます。

で、自動車1台の費用も大幅に下げる事ができて、多くの人が自動車を持てるようになりましたと。

それまでは自動車=高級品でしたからね。

ちなみにこのフォード社は…

  • 車種を一つに絞る(製品の標準化)
  • 部品の形、大きさを統一する(部品の規格化)
  • 作業そのものを流れ作業にする(製造工程の細分化)

…ということを行う事で、生産効率を大幅に向上させたようです。

この3つの要素はなにも自動車に限らず、なにか商品を大量生産する際の軸になり得る要素でしょうね。

レッツ産業革命!

大ロットのメリット

では、この大ロットのメリットってなんだろうなと。

結論から言っちゃえば…

  • コストダウンが可能
  • 製造時間が短縮できる
  • 均一な品質の維持が可能

…ってなとこかと。
以下に少し深掘りします。

コストダウンが可能

このコストってのは製造コストそのものであって、その内訳としては人的コストなども含まれています。
そのほか商品によっては金型を作るコストだとか、電気代などのコストだとかもあるようですが、要は単価を安くすることができるってこと。
製造でも仕入でも、コストを下げることができればその分利益率のアップにつなげられますからね。

余談ですがシルバーアクセサリーブランドやってた時に聞いた話ですが、某有名ブランドのシルバーアクセサリーは利益率約100倍だそうです!
アホかと!

製造時間が短縮できる

さっきも触れたように、ライン作業で工程を細分化して製造するわけだからトータルでの製造時間を短縮できるってのもメリット。
このそれぞれの工程を機械化すれば人的コストをさらにカットできるだろうし、今後はAIなんかも導入されるんじゃーないでしょうかね。

あ、ちなみにあとで説明しますがあくまで製造時間の短縮であって、企画から商品リリースまでの時間ではありませぬ。

均一な品質の維持が可能

生産工程を細分化して単純にするもんだから、その作業に高いレベルのスキルを求めなくてすむようになるって話。
その結果ミスが少なくなり、品質の維持を保てるって寸法のようです。

もちろん100%ミスなしってわけではないでしょうけど、あくまで定説でのメリットってことでね。

大ロットのデメリット

じゃあ逆に大ロットでのデメリットってなんだろう?ってことですが…

  • かなりの先行投資が必要
  • 不良品が発生した際のリスクが大きい
  • 作業員のモチベーションの低下

…などがあげられます。
これも以下に深掘り!

かなりの先行投資が必要

製造側だったら金型でもなんでも大量にその商品を作るための設備投資が必要です。
商品を仕入れる側だったらそのまんま先行投資=在庫になります。
どちらにせよ、大ロットのデメリットは“先行投資がでかい”ってこと。

個人や小資本の会社で大ロットができないのがこれが主な原因かと。

不良品が発生した際のリスクが大きい

製造側だとラインを止める=製造コストが高くなるってわけでしょうから、不良品をだしてラインを止めるってなるとかなり死活問題になるようです。
ましてや大量なロット単位で製造してりゃ、どこの時点でミスが生じているのかを追うのも難しくなってしまうようです。

んー、こういうリスクもあるわけだ。

作業員のモチベーションの低下

製造業の離職率の高さ…って話になっちゃいますが、人間は単純作業をずっと行うのって精神的苦痛なんです。
単純作業、反復動作などある程度パターン化された作業って結構モチベが下がってしまいます。

能動的でクリエイティブな作業とは程遠い単純作業は、機械が行う分にはよいのでしょうけどね。

ちなみに少し話がずれますが、自閉症の方は逆にこの単純作業、反復作業、パターン化された作業に対して苦痛と感じないことが多いようです。
臨機応変な対応を求められるとパニックになる分、こういった単純作業のほうが苦痛なく行えるそうです。
働き方も適材適所が大事って事かなと。

小ロットとは?

次に小ロットの話。
小ロットとは、これも読んで字の如く…

製品を一度に生産する数量を少なくすること

…うん、そのまんまね。

英語では“small lot production”って表現みたい。

ま、イメージはできるかなと。

小ロットのメリット

さーて、次は小ロットでのメリットです。
細かく言ってしまえば独占的制度の危険性がないなどいろいろあるようですが、分かりやすいもので言えば次のような感じ。

  • 小資本でスタートできる
  • 細部まで監督、管理が可能
  • 需要の変化に柔軟に対応ができる
  • 早く生産できる
  • 在庫が少なくて済む

この子達も以下に深掘りします。

小資本でスタートできる

なにより少ない資本でスタートが可能ってのが小ロットでのメリットかと。
大ロットとは違い大きな設備投資やラインの確保が必要ないので、工夫は必要ですが製造コストはかなり抑えられるかなと。

ぶっちゃけ個人のレベルでも可能ですわな。

細部まで監督、管理が可能

これ結構重要で、様々な人が関わる大ロットの場合は細部まで監督、管理できないで気が付いたらとんでもない方向へ企画そのものが向かって知ってしまってる…なんてこともあるようです。
その点、小ロット生産の場合は企画から製造、商品のリリースの細部まで監督、管理できるってのは大きいなと。

人が大勢関わるとそのマネジメントに追われちゃうってことでしょーな。

需要の変化に柔軟に対応ができる

小ロットの場合、変化に柔軟に対応が可能ってのが大きなメリットでもあるかと。
その変化ってのは商品そのものへの需要であったりもだけど、逆に言えばバリエーション豊富にできるっても言えます。

かっこよく言えばフレキシブルってやつです。

早く生産できる

小ロットってのは極端な話、関わる人を少なくすることになります。
言ってしまえば自分ひとりでだってできるってこと。
大ロットの場合は製造時間はその数に対して早くつくることはできるでしょうが、実際に製造するまでが時間がかかるのかと。
その分、小ロットの場合はいい意味で「思いついたらすぐ作ってしまう」ってことが可能なので、違った角度でのスピーディーさはあるのかと。

スピードが求められる昨今、これはメリットでしょね!

在庫が少なくて済む

これ最高。
過剰在庫を抱えなくてすむのは非常にメリット。

小ロット製造バンザイ。

小ロットのデメリット

逆に小ロットのデメリットについてですが…

  • 生産コストが高くなる
  • 一定の品質の維持が難しい
  • 利益が少なくビジネスとして成立しにくくなる

…などがあげられます。

生産コストが高くなる

大量生産ではないぶん、一つの商品をつくるための材料や時間、人などのコストが高くなってしまいます。
もちろんこれはあくまで単位あたりの生産コストが高くなってしまうってことね。

最悪赤字…なんてことも。。
こわっ!

一定の品質の維持が難しい

小ロット生産ではほとんどの作業工程を細分化、単純化しないことからその結果として一定の品質の維持が難しくなる場合が多いようです。
一つ一つの商品が均一でなくなってしまうってことね。
その商品にもよるでしょうけど、これはデメリットとして見てよいかなと。

利益が少なくビジネスとして成立しにくくなる

結果、一つ一つの製造コストが高く、品質も均一化できないってことになると、ビジネスとして成り立ちにくくなってしまうってことかと。
利益率も低くなっちゃうからね。

また体験談ですが、インディーズレーベルやってたときにあるバンドのEPを全国流通したわけです。
もうね、製造コストと手間と利益率の低さで結局赤字だったわけで。
ま、プロモーションも兼ねてだったからそこまで利益を求めていなかったからしゃーなしですが、結果事業自体の経営的な体力がなくなってそのままフェードアウト…。

CD流通で利益だすなら最低限アルバムだなと。

個人で物販系をやるなら小ロット+αかなと

大ロット、小ロットそれぞれのメリット、デメリットを考えました。
あくまで僕自身は、

  • 小資本で開始する
  • 細かいところまで自分で管理できる
  • 臨機応変に対応できる

…って部分を重要視しているわけです。

過去にいろいろ失敗もしてるからねッ☆

そうなると基本は小ロットでの方法かと。

でも小ロットでのデメリットで上げたように、それではなかなかビジネスとして成り立たない。

ま、別にあくまで趣味の延長で副業的かつ実験的にやりたいことだから、これだけで食べて行こうなんては思わないんです。
それでもある程度の利益としてはプラスにしないと継続すらできないなと。

となると、小ロットの方法になにかプラスαが必要だなと考えます。

今のところは…

製造プロセスそのものをコンテンツ化する

ってアイディアくらいしか思いつかないですが(笑)

小ロットって前提を覆して、一切商品販売をせず製造プロセスを一つの“レシピ”として情報コンテンツ化してしまうってのも手かなと。

物を売らない物販ビジネス…みたいなのも面白いかなと。

まとめ

自分のバケットリストに「Tシャツブランドを持つ」ってのがあるので、その勉強のためにも今回のロットについて調べてみました。
過去にアクセサリーやCDやらで失敗経験もあるので、やっぱり在庫を抱えるリスクはしたくないなと。

さてさて、いろいろ勉強しながら準備せんといかんですわな。

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