ミュージシャンにもみられるオーバートレーニング症候群とは?【楽器練習をし過ぎる人の5つのサインについて】

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楽器演奏は技術の一つですから、非常に多くの時間の練習が必要な場合があります。
ただ、難しいのは「練習をしすぎると逆に演奏の質が悪化する」場合もある…ということです。

そこで本記事では、『楽器練習をし過ぎる人の5つのサイン』について解説します。

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楽器練習をし過ぎる人の5つのサインについて

ここでは、楽器練習をし過ぎる人の5つのサインについて解説します。

そのサインは…

  1. なんだか気が乗らない
  2. なんだか演奏しにくい、うまく演奏できない
  3. 疲れが取れない
  4. 演奏のクオリティの低下
  5. いつも以上にタバコを吸い過ぎるetc…

…といったものがあげられます。
以下に詳しく解説します。

1.なんだか気が乗らない

なんだか最近楽器演奏に対してのモチベーションが上がらない…なんてときは少し練習が多すぎることがあるようです。
好きなことでも自分のキャパシティを超えると拒否反応がでてしまうのはしょうがないことです。

2.なんだか演奏しにくい、うまく演奏できない

自分ではいつもと同じつもりなんだけど、なんだかうまく演奏できない…なんてときは体からのサインかもしれません。
心身ともに少し休憩をとる必要があります。
敢えて楽器や音楽から少し離れてリフレッシュすると、その後いつも以上にうまく演奏できる…なんてこと、経験ありませんか?

3.疲れが取れない

体の疲れもありますが、こうなるとメンタル面の不調も重なっている場合が多い印象を受けます。

4.演奏のクオリティの低下

自分独りでの演奏もそうですが、バンドなど複数のメンバーと合わせるときにこの傾向が顕著に現れるような気がします。
心と体に余裕がないと、相手に合せることができなくなるのは、楽器演奏でも一緒ということでしょうね。

5.いつも以上にタバコを吸い過ぎるetc…

スタジオ練習で休憩の際いつも以上にタバコを吸い過ぎる…帰ってからの飲酒がいつも以上に多くなっている…などの傾向があったら注意。
これは「ストレスが知らない間に溜まっている」ことにもなります。
大好きな音楽を続けることがストレスになる…ってのは非常に寂しいですからね。

楽器練習でも当てはまるオーバートレーニング症候群とは?

“オーバートレーニング症候群”ってご存知でしょうか?

オーバートレーニング症候群とは…

スポーツ活動などによって生じた生理的な疲労、精神的な疲労が十分に回復しないまま積み重なり、常に疲労を感じる慢性疲労状態となること

…と定義されています。

症状としては、

  • 心拍数の増加
  • 血圧の上昇
  • 回復時間の遅延
  • 競技成績の低下
  • 最大パワーの減少

…などがあげられます。

スポーツにおけるオーバーワーク症候群は筋疲労にも由来するのがありますが、これは楽器練習でも当てはまるかと思います(私見ですが)。
身体的、精神的なストレスが慢性的にかかることは、脳へダメージを与える事と同義です。

その結果ホルモンバランスの崩れ(脳下垂体という説があるようです)を起こし、演奏パフォーマンスの低下や心理面への影響を与える…と考えられます。

対策について

では、どのような対策があるのでしょうか?

このオーバートレーニング症候群の傾向に陥った場合は…

  • 早めに休息を取る必要があること
  • 普段とは異なる作業をすること
  • 何よりも予防が重要ということ

…があげられます。

早めに休息を取る必要があること

何よりもまず、休息をとることがあげられます。
「練習をしなきゃ」と脅迫的になるのではなく、「休息することも練習のうち」というマインドが必要です。

普段とは異なる作業をすること

休息といってもただ何もせずボーっとすることだけが休息ではありません。
やっぱり人によっては「何もしない」というのがストレスになる場合もあります。

その時は、「異なる作業をする」ということが有効かもしれません。
それも今までとは対の環境、身体部位、感覚を使用した作業活動です。

弦楽器の演奏ばかりだったなら、打楽器を。
打楽器の演奏ばかりだったなら、歌を…といった具合です。

また、聴覚への刺激ばかりですので、読書といった視覚を優先する作業活動も有効かもしれません!

何よりも予防が重要ということ

オーバートレーニング症候群になってしまう前に予防的に対処することが重要です。
上記の2つの対策を普段から取り入れるだけで効果的ですし、この症候群を避けられるはずです。

まとめ

音楽は誰かと競うものではなく、あくまで自己表現の手段です。
自身の心身が不調な状態では、自己表現どころではないですからね。。

好きな音楽を長く続けるためだからこそしっかりと自己管理して、楽器練習をしていく必要があると言えますね!

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