カセットテープを自作したい…という欲求があります。
それも完全自己満足で…自分のためだけに作りたい。
著作権とか版権だとか、販売チャネルだとかディストリビューターだとかもう関係なく。
今回はそんな己の欲求を満たすべくカセットテープの自作について調べた備忘録。
もうね、ビジネスがどーのこーのとかよいんですわ。。
カセットテープの思い出
もともとカセットテープ世代の人間です(アラフォー)。
初めて家にCDラジカセを購入したのが小学校・・・4年生くらいかな?
それで初めてTSUTAYAでレンタルしたのが、たしかWANDSの「世界が終わるまでは」のシングルだった気がします。
わかる人はわかるでしょうけど、アニメ「スラムダンク」のエンディング曲ね。
その後に大黒摩季の「あなただけみつめてる」やら、ミスチルの「イノセントワールド」やら当時好きだった曲をジャンルもなにも関係なしにダビングして聞いてたわけ。
たしかなぜか必ず最後に加門辰夫の曲を入れていたような気がする。。
いま思い出しても相当カオス。
そんな小学生でも自由に音楽文化にダイレクトに触れられていたのがカセットテープってわけですわ。
まさにフリーダム。
いやSpotifyヘビーユーザーなんですよ、自分
そんなカセットテープって文化に触れていた時代から、MD→MP3プレイヤー→iTunes→Spotify
って移り変わってきたんです。
たぶん昭和生まれの人は同じような経験だと思う。
で、いまのSpotifyなんかはすごい便利なのよ。
もう聴けない曲はないんじゃないかってくらい。
ストリーミング最高。
なんならSpotifyで配信していない曲は大抵Youtubeで探せば聴けるし(ま、違法アップロードうんぬんは抜きにして)。
とにかく聴きたいと思ったらすぐに聴ける環境なわけ。
インターネットってすごいね、まじで。
でもね、便利と面白いは反比例なの
ストリーミングサービスは便利です。
プレイリストもたっくさんあるから、聴きたいジャンルで検索すればどこかの誰かがプレイリスト作ってくれてるから。
それに沿って何時間も聴いてればどんどん新しい音楽を知ることができるの。
でもね、便利な反面、なんだかさみしい感じがするんです。
60分のカセットテープに「どの曲を入れようか?」「どの曲順で入れようか?」って頭をひねりながらダビングしていたこと。
ダビング中まだ曲が途中なのにA面が終わっちゃって、B面にその曲の頭から取りなおしたこと。
テープの爪を折り忘れて間違って上から録音してしまってがっかりしたこと。
「あの曲ってどのテープに入ってたっけかな?」って段ボールの中の大量のカセットテープから探していたこと。
ああいう「体感」や「経験」ってストリーミングにはないなーって。
いまでもカセットテープで聴いてた曲をSpotifyで聴くことがありますけど、
A面に収まりきらなくて途中で曲が切れちゃうタイミングも、体で覚えていますからね。
「あ、ここでA面終わっちゃってたなー」って。
昭和生まれの人なら共感できない?これ?
そういう耳で聴くだけではできない感覚を味わえてたのがカセットテープだったなーって。
これ、今思うとすごい面白いことだったんだなって。
ふと、さみしくなってしまったのよ。
そうだ、自分のためにカセットテープを作ろうと思ったわけ
だから自分のためだけにカセットテープを作ろうと思ったわけですよ。
販売なんてしないし(そもそも大量生産しないし)。
自分で楽しむわけだから、著作権とか気にしない(もしかしたらグレーなのかもしれないけど)
そりゃある程度反応もほしいからおまけ程度にSNSやYoutubeにアップはするけど(材料費くらいはそれでまかないたいやん)
なので主軸は自分。
自己満足。
さて、本題のカセットテープについて
前置きが長くなってしまったけど、本題のカセットテープについての備忘録。
これからのDIYのための備忘録+この考え方に同意してくれる誰かのためになるならね。
ちなみに今回のサイズ測定ターゲットは、どこでも手に入る某100円ショップでのカセットテープです。
カセットテープのサイズ
ではカセットテープ自体のサイズについて
- 横:100mm
- 縦:63mm
- 幅:9mm
カセットテープのジャケットのサイズ
そしてケースに付属しているカセットテープジャケットのサイズについて
- 横:101mm
- 縦:93mm(16mm – 12mm – 65mm)
カセットケースのサイズ
最後にカセットケースのサイズについて。
- 横:108mm
- 縦:69mm
- 幅:17mm
まとめ
というわけで、カセットテープの制作をのんびり始めたいと思います。
ある程度自分の欲求が満たされるまでは続けてみようかなと。
他にもやりたいことあるからねー。